2022年02月21日
トライアンフ タイガースポーツ試乗
キャンプ仲間とバイク談義している時にトライアンフ タイガースポーツの会話になりました。その時はタイガースポーツを知らなかったのですが、後日ネットで確認するメッチャカッコ良いバイクです。
車重が207kgで3気筒・・・・自分の愛車初代MT-09TRACERと同じスペックです。TRACERがGTを主軸に高級ブランドに移行していった空白のポジションにタイガースポーツが入ってきました。
タイがースポーツのファーストインプレッションは、初期型TRACERのスモール版です。エンジンパワーは、TRACERに比べると非力ですが、車体剛性が高く、直進安定性は素晴らしいです。試乗した日はかなり強風でしたが、車体が不安定な挙動をすることなく試乗を終了しました。
初代TRACERは、ツーリングバイクとしてはイケイケ系で、操縦性に重きを置いたハンドリングです。対してタイガースポーツは安定性に重きを置いた足長ツーリングバイクと感じました。ホイルベースで比較すると初代TRACERが1440mmです。対してタイガースポーツは1418mmと両車共に短いホイルベースを採用しているので、キャラクターが似ていると思っていると予想を裏切られます。
ミドルクラスのツーリングバイクとして人気の高いVストローム650のホイルベースが1560mm、NC750Xが1535mmと比較してもスポーツに拘った車両だと判ります。
万人向けのツーリングバイクの優劣で比較すると初代TRACERよりタイガースポーツがお勧めです。TRACERシリーズは、オンロードアドベンチャーではありますが・・・・キャラクターはヤンチャです。対してタイガースポーツは紳士的なオンロードアドベンチャーです。カテゴリーはほぼ同じですが、キャラクターは真逆なバイクでした。
2021年09月26日
新型TRACER 9GT 試乗
新型TRACER 9GTの試乗車が近くのYSPにあるようなので試乗してきました。
私が所有しているTRACERは初期型でヤンチャで万能型アドベンチャーバイクですが、新型は良い意味で別物のバイクです。
車両全体のイメージ
初期型はハンドルが広く大排気量モタード+荷物が積めるってイメージのバイクです。TRACER 9GTは、ハンドル幅も一般的なスポーツバイクと同じレベルで、なおかつ質感+フィーチャを満載したツーリングバイクです。YSPの方が最初から話していたヤマハの戦略モデルって・・・・メッチャコスパが良いバイクですよ~てことが判りました。この質感+スペックであれば他社は200~250万円で販売しているので、脅威の価格設定です。
なのでTRACERの名前は共通ですが・・・・全くの別物バイクです。販売価格が旧型から30~50万円近く上がってますが、価値はそれ以上に車両の価値が上がっています。今回は30分程の試乗で判った主な点が以下の3点です。
1.エンジンのフィーリング
TRACER 9GTのエンジンは、初期型と比べると質感+コントロール性が大幅に向上しています。
30分の一般路走行なので、パワー感は判断できませんでしたが、エンジンの質感は上がっています。
例えるのであれば、初期型は美味しい普通の日本酒”浦霞”など・・・対して新型は大吟醸”獺祭二割三分”です。フィーリングなので個人の好みですが、試乗後にYSPの方と大吟醸エンジンと話したら納得してくれました。
2.車体の操縦安定性
TRACER 9GTの車体は、安定性が高く操舵の初期入力に対するレスポンスの高さが優れています。簡単な言葉で表すと操縦安定性が大幅に向上した・・・ってなります。試乗コースは速度域を上げれなかったので、低速域しか判らなかったですが・・・素性の高さは素人でも充分わかります。
3.電子制御サスペンション
電子制御サスペンションはムルティーストラーダやR1200GSの試乗でネガティブなイメージしか無かったのですが・・・・これは素晴らしいです。普段普通のバイクを乗っている人がTRACER 9GTを試乗したら・・・・普通のバイクじゃん!って思うと思います。しかし、背の高いアドベンチャーバイクを乗ると高い位置に重心があるため、操縦性の遅れが気になります。しかし、TRACER 9GTの試乗では全く気になりませんでした。試乗中に信号で停車した際に前後にバイクを揺すりましたが、全く動きませんでした。しかし、路面の凸凹はかなり吸収します。これこそ魔法のサスペンションってレベルで本当に凄いバイクです。
多機能メータもかなり進化しいて驚きました。たった6年でこれほどの進化ができることは少し納得できません。正直最初からこのレベルに仕上げていてくれれば・・・・と思うレベルでした。クイックシフターなどのフィーチャはあまり操作しなかったのですが、基本となるレベルが高すぎて、単純なモデルチェンジだとは思えないレベルです。
試乗で感じた内容は他にもありますが、今回はここまでとします。
タグ :TRACER 9GT試乗
2019年10月09日
パフォーマンスダンパーを取付たTRACERでキャンプツーリング
パフォーマンスダンパーを取付けたTRACERでキャンプツーリングしてきました。装備はトップケース、サイドケースとクーラーや食材とフル積載でしたが、快適なツーリングが楽しめました(*´∀`)
フル積載のキャンプツーリングでパフォーマンスダンパーの効果
高速道路の安定性 : 〇 体感可
峠道の楽しさ : 〇 体感可
フル積載で峠道を走行すると車体のよれが判るので、速度を落として走ることが多いですが、パフォーマンスダンパーを取り付けると剛性感が上がるので、普通のツーリングペースで走っても安心です。
<追記>
TRACERにパフォーマンスダンパーを取る付けると曲がらないとコメントしている方が居たので、少しペースを上げると確かに曲がり難い気がします。ただ、それはトラクションが以前より良くなり加速するため、フロントの荷重が抜けるためだと思います。パフォーマンスダンパー取り付けた後は、コーナーからの立ち上がりで上半身をフロントに乗せるようにしました。
パフォーマンスダンパーを取り付けただけで乗り方を変える程の効果があるとは驚きです。
2019年10月02日
パフォーマンスダンパー×TRACERの初ツーリング&インプレッション
日時9月7日
ツーリングルート:田子の浦漁協→富士ミルクランド→本栖湖洪庵キャンプ場→帰宅
TRACERに取り付けたパフォーマンスダンパーの効果を確認するため、300km程ツーリングしてきました。
最初の目的地は、田子の浦漁協の食堂です。田子の浦漁協の生シラス丼は日本一美味しいと評判です。シラス漁の手法が他の地域と違うのでシラスの鮮度が保てるようです。
田子の浦まで高速道路を利用しました。パフォーマンスダンパーを取り付けたTRACERは、横風など受けてもハンドルに小さな振動もなく快適に高速ツーリングを楽しめました。パフォーマンスダンパーを取り付けたことで、EG振動や路面振動が低減され、また外乱を受けた際の安定性の向上も体感できました。
田子の浦漁協の生シラス丼は確かに美味しいですが、福田や舞浜の生シラス丼も美味しいです。生シラスは鮮度が命なので、遠方で遅い時間に食べるなら地元で食べても変わらない気がします。富士周辺の観光+早めの昼食にはお勧めです。
その後北上して富士ミルクランドでソフトクリーム休憩して本栖湖に到着しました。昔のホームである洪庵キャンプ場は、某キャンプアニメの影響で激混み・・・・15年ぐらい前は静かなキャンプ場だったと記憶しています。現在は12月上旬まで激混みだそうです(T_T)
キャンプ場の混雑も変わりましたが、受付の建屋もブームに乗っいる感じです。キャンプブームが去ったら訪れたいと思います。
アニメグッズが並んだ点無いです・・・・アニメも好きなのでグッズ納入して帰路につきます。
本栖湖から身延までは程よい峠道です。パフォーマンスダンパーの効果を確認するため、スポーツ走行を楽しみますが・・・効果を確認する前に前方に車が現れます。
パフォーマンスダンパーの効果
1.路面振動、エンジン振動の低減 :〇 体感可
2.高速走行中の外乱抑制(スタビリティー向上) :〇 体感可
3.ワインディングでの効果 :△ 体感?(条件が悪かった)
4.トリプルパニアでの効果 :? 次回キャンプツーリングにて確認
2019年08月31日
パフォーマンスダンパー装着のTRACER試乗
バイクのふるさと浜松で見かけたパフォーマンスダンパーを取り付けたTRACER GTを試乗してきました。
試乗店:YSP浜松
新型TRACERにも初めて試乗しましたが、ハンドル幅が短くなったり、アクセル操作に対してエンジンの付きが改善されていたりして、新型は良いな~と思いながら試乗しました。
試乗の前にWebで新型TRACERの情報確認して、車体系はホイールベースが伸びていますが、車体系は大きな差はないので、フィーリングの差はパフォーマンスダンパーに寄るものと判断します。
試乗した結果は、価格帯が違うのでは?と思うほどパフォーマンスダンパー装着のTRACERが良かったです。自分のTRACERはキャンプツーリングの過積載対応でリヤサスペンションを最高峰のレース用に変更しているので、ノーマルに劣るとは思っていませんでしたが・・・

試乗したTRACER GTは、段差などの路面からの突き上げやコーナーリング中のギャップ乗り越し時に車体の揺れ等自分のTRACERに対して大幅に向上しています。
今回のTRACERがあまり素晴らしかったので、ショップにパフォーマンスダンパーの予約を入れたところ10月中旬だったので、別の方法で入手してみることにしました。
自分のような過積載のキャンプツーリングライダーにはお勧めの逸品だと思います。
2019年02月12日
R1200GS試乗

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新型のR1200GSを試乗してきました。
TRACERより50kg程重いので少し不安はありましたが、乗り心地の良いバイクでした。
試乗店:DATZ浜松
試乗時間:30分程
キャンプツーリングを始めた時の愛車はモンスターS4でした。その後MT-09 TRACERに乗り換えたことで、色々なキャンプ道具や釣り道具を積めて、キャンプの幅が広がりました。
DUCATIに乗り続けていたら、おそらく冬キャンプの楽しさを知らないままバイクを降りた可能性もあります。モンスターS4と同レベルの運動性能を維持したまま、キャンプ道具を満載できるバイクは当時TRACERぐらいしかありませんでした。
現状TRACERに全く不満はありませんが、キャンプツーリングで不動の人気を有しているR1200GSは、どんなバイクなのか気になって試乗してきました。
エンジンについては、試乗車で緊張していたこともあり、良く分からなかったのですが、車体や電子制御サスペンションについては、凄いな~と感心しました。乗り心地は良いのに、前後のピッチングは適度に抑えられてます。以前ムルティーストラーダを北海道でレンタルした時は、電子制御サスに違和感を覚えましたが、R1200GSのサスは知らなければ普通のサスペンションだと勘違いするほどレベルが高かったです。
昔キャブ車からFI車に乗り換えたとき、違和感が強くバイクはキャブ(特にFCR)がベストと信じていましたが、いまのFIに不満はありません。
R1200GSであれば、浜松から青森(千キロ弱)まで高速ツーリングしてもあまり疲れないと思います。逆に近場のツーリングは走った気がしないかもしれません。キャンプツーリングより長距離ツーリングに向ているバイクだと思いました。
取り回しは、キャンプ道具満載のTRACERと同じなので160cm前半の自分でも特に問題ない感じです。ただし、TRACERでキャンプする時のようなサーカスTCに薪ストーブをバイクに積むと乗り手も取り回しが苦しいと思います。170cm程のライダーであれば充分扱いきれますが、小柄な人が過積載状態でキャンプツーリングには厳しい気がします。
TRACERは、キャンプ道具満載の近場のキャンプツーリングでR1200GSは、長距離キャンプツーリングでキャンプ道具も軽量なものを使うと良い感じです。あとは購入資金があればベストなんですが・・・
一度水平対向のBMWを所有したいのですが・・・TRACERとストファイのどちらか手放すことも考えないと維持が難しいです。
こんな悩みが一番楽しいのですが・・・中古のR1200GS(水冷)がお店に入ったら再度検討します。
タグ :R1200GS試乗
2018年06月25日
Vストローム250 試乗
今週は雨でキャンプツーリングに行けないので、以前から気になっていたVストローム250試乗してきました。
フラットトルクのエンジンとクッション性が高いシートのお陰で下道を使ったツーリングに向いていると思います。
TRACERより20kg 軽いので取り回しは良好です。
足付き性は、身長164cmでも気になりません。Vストローム250のシート高さ=800mm TRACER=845mmより45mm低いので、背が低いライダーにも安心です。
しかし、60kmで6速に入ってしまうため、スプロケットは見直した方が乗りやすいと思います。
キャンプツーリングならフロントを1つ大きくするレベルが良い感じです。
通常のツーリングなら、フロントを2つ位大きくても大丈夫な感じです。
問題は、あまりにフラットトルクなのでライディングが楽しくないことです。
風景を楽しみながらのんびりツーリングするなら良いですが、峠道主体のキャンプツーリングは少し退屈しそうです。
排気量の差から当然ですが、TRACER=△90psは予想外でした。
Vストローム250=24ps です。春に試乗したX-MAX250と同じパワー位ですが、体感的にはX-MAXが速く感じました。
しかし、この大型の車格は、多くの荷物を積めるので、セカンドバイクにキャンプツーリング用バイクを購入するのであればお勧めです。
2018年05月27日
キャンプツーリング用バイク

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キャンプツーリングは、キャンプ道具を持っていくので、軽量なTRACERでも実際に250kg近い重量です。
F800Rやストリートファイターにパニアケース付けると軽量ですが、デザイン的にオススメできないです。
パワーは落ちますが250のアドベンチャーモデルは軽いので、キャンプツーリングに良さそうです。

以前乗っていたセローは軽いですが、オフ車なのでシート幅狭く長時間乗れません。
F650のような軽量でトルクのあるバイクやV-ストローム250のようなスモールアドベンチャーが一般道メインなら良いと思うようになりました。
2018年03月03日
X-MAX250試乗
ゆるキャン△でスクーターのキャンプツーリングも楽しそうだったので、X-MAX250を試乗してきました。
ネットの評判は、一般道でT-MAX並みのスポーツ性能と評価されているスクーターです。
それで・・・試乗した感覚は、最新のスポーツスクーター凄い



普通のバイクと同じ形式のフロントフォークを採用しているためか判りませんが、オートバイのような感覚でコーナリングできます。郊外のバイパスを走った感じでは、高速道路で制限速度+αで走っても不安は無いと思います。
不安項目の足つき性は、試乗車がローダウンサスに変更されていたので判りませんが、ローダウンキットを購入すれば164cmの自分でも足が届きます。でも6万円は高いです。最初からこのセッティングで販売してくれれば良いのにな~
平均燃費は、試乗車で28km/Lと表示されてました。郊外のツーリングであれば40km/Lは走りそうです。
シート下にあるラゲッジスペースは45Lで最大長は90cmあります。しかし、前後を繋いでいる狭いエリアの高さが10cm程なので、サーカスTCは収納できませんが、ステイシーSTやピルツ7レベルなら収納可能だと思います。
前後=90cm、横幅=34cm、前後スペースを繋いでいる浅いエリアの深さ=10cm程です。
トップケースだけでトレーサーのフルパニアと同じ積載性を確保できます。
FBで有名な野宿ライダーさんもT-MAXとN-MAXを所有しているので、X-MAXのポテンシャルも高そうです。
FBで有名な野宿ライダーさんもT-MAXとN-MAXを所有しているので、X-MAXのポテンシャルも高そうです。
2018年03月01日
スクーターキャンプ

ゆるキャン△でスクーターのキャンプツーリングも良いな~でネットを調べるとX-MAX250が良さそうです。
流石にビーノでは厳しいですが、250ccのスクーターなら長野&岐阜のキャンプツーリングにもピッタリです。
シート下に45L収納できるので、48Lのトップケースを追加したら、トレーサーと同じクラスの収納性があります。
大型バイクを2台所有できなくなったら、乗り換えも良さそうです。
T-MAX譲りのスポーツ性能も気になります。
一度YSPで試乗してみたいです。