過積載キャンプに耐えるTRACER

疑似餌

2019年03月13日 22:06


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サーカスTC、薪ストーブ、キャンプ道具、釣り道具を満載しても快適なツーリングが楽しめるTRACERですが、流石にノーマルではありません。この過積載の状態でもバランスを崩さないバイクを支えている部品は、高性能なリヤサスペンションです。

当初OHLINSを検討したのですが・・・18万円となかなかの値段です。そこで、もう少し安価でマン島TTで活躍しているサスペンションメーカのK-techにしました。このリヤサスペンションが優秀で、乗り心地は純正と同じレベルですが、かなり荷物を積んでも減衰力を調整することで快適に走れるようになります。

レース用のサスペンションは、ダストシールが無い場合はあり、1万キロ走行でオーバーホールの必要があるモデルもありますが、K-techは1万5千キロ(サスペンション交換時期:1万3千キロ、17年2月)走行してもオイル漏れしていません。



本来二人乗りや重い荷物を積んだ場合は、スプリングの位置を調整するのですが、背が低いので足が届かなくなります。そこで伸側減衰力を高くすることでバイクのふらつきを抑えることが可能です。



また、トップケースとリヤシートにキャンプ道具を全て積むとバイクの重心が上がってしまいます。そこで焚火台など重量物は左右のサイドケースに積むことで重心が上がることを避けています。また、純正のサイドケースは、幅75cmスリムなのですり抜けも気になりません。

上記2点以外は、使用するタイヤに気を付けています。ミシュランのパイロットパワー3はハイグリップタイヤですが、耐シミー性にも優れているので、トリプルパニア(ヤマハ非推奨)の過積載状態でもシミーが発生することなく快適なキャンプツーリングが楽しています。

※車両状態に差があると、上記仕様でも問題があるので過積載状態での走行は注意してください。また、当ブログの記事で不具合が生じても責任を取れません。


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