トライアンフ タイガースポーツ試乗
キャンプ仲間とバイク談義している時にトライアンフ タイガースポーツの会話になりました。その時はタイガースポーツを知らなかったのですが、後日ネットで確認するメッチャカッコ良いバイクです。
車重が207kgで3気筒・・・・自分の愛車初代MT-09TRACERと同じスペックです。TRACERがGTを主軸に高級ブランドに移行していった空白のポジションにタイガースポーツが入ってきました。
タイがースポーツのファーストインプレッションは、初期型TRACERのスモール版です。エンジンパワーは、TRACERに比べると非力ですが、車体剛性が高く、直進安定性は素晴らしいです。試乗した日はかなり強風でしたが、車体が不安定な挙動をすることなく試乗を終了しました。
初代TRACERは、ツーリングバイクとしてはイケイケ系で、操縦性に重きを置いたハンドリングです。対してタイガースポーツは安定性に重きを置いた足長ツーリングバイクと感じました。ホイルベースで比較すると初代TRACERが1440mmです。対してタイガースポーツは1418mmと両車共に短いホイルベースを採用しているので、キャラクターが似ていると思っていると予想を裏切られます。
ミドルクラスのツーリングバイクとして人気の高いVストローム650のホイルベースが1560mm、NC750Xが1535mmと比較してもスポーツに拘った車両だと判ります。
万人向けのツーリングバイクの優劣で比較すると初代TRACERよりタイガースポーツがお勧めです。TRACERシリーズは、オンロードアドベンチャーではありますが・・・・キャラクターはヤンチャです。対してタイガースポーツは紳士的なオンロードアドベンチャーです。カテゴリーはほぼ同じですが、キャラクターは真逆なバイクでした。
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